4月の国内投信は2453億円の流入超、流入額トップは「債券型米ドルハイイールド」分類
[東京 11日 ロイター] トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーによると、4月の国内追加型株式投資信託(ETFを除く)の純 流出入額(設定額から解約額と償還額を引いたもの)は推計でプラス2453億円となり、前月のプラス613億円に続き2カ月連続の流入超となった。月間の 純流入額が2000億円を超えたのは08年7月以来9カ月ぶり。ETFを含めた場合でも4月はプラス120億円となり、前月のプラス316億円に続き2カ 月連続の流入超となった。
4月に新規設定された「三菱UFJ新興国債券ファンド通貨選択シリーズ」(販売:三菱UFJ証券)や「野村日本ブランド株投資(通貨選択型)」シ リーズ(販売:野村証券)などが人気を集めたほか、1月設定の「野村米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型)」シリーズ(販売:野村証券)への資金流入 が継続し、全体を押し上げた。また、中国株ファンドやブラジル債券ファンドなどへの流入も好調だった。
ただ「売れているのは証券会社が販売する高金利物や為替の動きに賭けるような商品が中心で、投信販売の半分を占める銀行の顧客の動きは鈍い。個人 マネーが本格的に市場に戻ってくるには日米金融システムの安定化の見極めが必要で、まだ時間がかかりそう」(投信コンサルタントの田村威氏)とみる向きも ある。

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