アジア通貨動向(11日)=ウォン主導で上昇、世界的な景気回復の兆しで
11日のアジア通貨は総じて上昇。世界的な景気回復の兆しを背景に、韓国ウォン主導で大半の通貨が対米ドルで数カ月ぶりの高値をつけている。一方、タイ中央銀行はバーツ高に歯止めをかけるため、市場介入に踏み切った。 は0.8%上昇して34.58バーツと、昨年12月以来の高値をつけた。ただ、トレーダーは、タイ中銀がバーツ高を抑えるため小規模な市場介入を行ったとみている。
トレーダーによると、ドル買い介入は積極的なものではなく、介入水準は34.80バーツ近辺だったという。
4月の米非農業部門雇用者数の減少幅が予想を下回るなど、世界経済が回復に向かう兆しがアジアの株式市場を押し上げ、アジア通貨の支援材料となっている。
ウォンは
トレーダーによると、韓国中銀は先週末、3月6日に11年ぶり安値をつけた後に20%上昇したウォン高を食い止めるため、ドル買い介入を実施した可能性がある。
一部のトレーダーは、ウォンが目先1200ウォンの上値抵抗線を試す展開になるとみているが、韓国中銀が輸出セクターを支援するため介入を実施する可能性があると警戒している。
ドル/ウォンの1年物ノンデリバラブル・フォワード
トレーダーによると、ドル買い介入は積極的なものではなく、介入水準は34.80バーツ近辺だったという。
バーツは3月初め以来、アジア通貨全般的な上昇の流れに乗り、4%上昇している。
シンガポールドル
ただ、シンガポール当局による米ドル買い介入への警戒感から、他のアジア通貨に比べれば上昇の勢いは弱い。
あるトレーダーは「当局が米ドル買いを実施するとのうわさが時折伝わるにもかかわらず、米国の証券会社やファンドが一方的に米ドルを売っている」と指摘している。
*0525GMT(日本時間午後2時25分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

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